自然素材へのこだわり

ホーム>自然素材へのこだわり

毎日つかうものだから
安心できる
自然素材をつかう

毎日使い、肌や口に触れるものだから、ゆずりはでは安心安全の自然素材の塗料や接着剤をできる限り使っています。また、人への優しいものづくりだけでなく、そのものが役割を終えた時に無理なく土に返れるように、自然にも優しいものづくりをしています。

漆仕上げをしています

漆は、塗料としてもっとも丈夫です。また、天然の樹脂ですので、安心してお使いになれます。廃棄する場合も、環境に対する負荷は少ないといえます。 ゆずりはでは、主に拭き漆仕上げを行っています。拭き漆とは、生漆を塗って拭き取り、乾かすことを繰り返すことで仕上げる方法です。 薄い塗膜を重ねることで、木目を美しく見せることができます。また漆が木の表面を固めますので、お使いのものを水や汚れから強く守ります。

合成樹脂や乾燥剤の入っていない
自然素材を使ったオイル仕上げ

木の色や質感を生かす仕上げの方法としては、オイル仕上げを行います。ゆずりはで使用しているオイルは、主にリノキシンです。 かつては天然のリノリウムを作るために使われた、亜麻仁油を重合させたものです。これによって、乾燥剤や人工の樹脂の入っていないオイル仕上げができるようになりました。 場合によっては、リノキシンを塗った後に、天然ニスを塗る場合もあります。こちらは天然の樹脂をアルコールで溶かしたものです。 元となる天然の樹脂は、木から染み出る脂であったり、食品添加物として使われるものなので、お子様が口に入れても安心です。

材料について

なるべくここにあるもの
国産材を使うこと

家具に使われる木は、まっすぐで、幅が広く、節が少ない広葉樹が必要です。ところが、このような木材は日本には非常に少なくなってしまいました。 そのため、輸入材に頼らざるを得ない現状があります。ところがそこには大きな問題があります。海外の原生林が、過度の伐採によってどんどん消えて行っているのです。 一方で日本の森林は、輸入材に押されて必要な手入れもままならないような状態となっています。 私たち木を扱うもの作りは、考え方を変える時が来ていると思います。今ここで手に入る木で何ができるか、小径の広葉樹や、スギ、ヒノキ、カラマツなどの針葉樹を使ってできるものは何か。それが私たちの今後の課題です。 このような素材を使って私たちがよいものを作り、それを皆さんが喜んで使うことが、森林やその手入れをする人のちからになります。そういう流れを作るために、努力してまいります。

ゆずりはの理念

philosophy

丈夫で末永く愛用できるものづくり
人、もの、自然の豊かな関係づくり

see more »

プロフィール

profile

長野県南佐久郡小海町で
自然と向き合いながら木工をしています

see more »